浄福寺のご紹介

清瀧山浄福寺は創建から440年。1558(永禄元)年、山下加賀守(法名 浄元)が浄土真宗本願寺派の寺院として開山いたしました。近くにはかつて吹屋銅山があり、成羽川周辺を中心に多くの人たちが集まっていました。同寺はそのような人たちが「仏法広まれ」のもと、阿弥陀如来のお話(法話)を聞きにお参りされた場所であり、昔から地域の人たちに親しまれてまいりました。現在も、"仏法広まれ”の思いのもと、寺門を広く開放し、住職を中心に仏教活動及び社会活動を展開しています。

住職のご紹介

山下瑞円(やました ずいえん)

1979年岡山県生まれ
成羽小学校卒業
成羽中学校卒業
平安(龍谷大平安)高校卒業
龍谷大学文学部卒業

元 淳和学園黎明(岡山龍谷)高校教諭
本願寺派特別法務員
本願寺派布教使

趣味:芝の手入れ・家庭菜園・靴磨き・草野球 高校野球などスポーツ観戦

母校を応援しに京都や甲子園へ観戦に行くことを楽しみとし、芝生を綺麗に刈った後、また革靴をピカピカに磨いた後に至福を感じるちょっと変わった一面があります。
家庭では3人の男の子の父親であり、若坊守と共に前向きに楽しみながら子育てをしています。子どもから教わることの方が多く、親として素晴らしい経験をさせてもらっています。
法務では、門徒さんとの距離感を大切に目の前の法縁と向き合い、不器用ながらも丁寧にお取り次ぎすることを心がけてこれまでやってきました。初心を忘れることなく、一人でも多くの方に、仏法(仏様のみ教え)のよろこびをお伝えできればと思います。

境内の紹介

本堂

本堂は総けやき造りで、正面のアーチ型の屋根「唐破風(からはふ)」は江戸時代、天保期の特徴を色濃く残しています。
長年の劣化でところどころ小さな穴があいた縁には、ご門徒さんが制作してくださった可愛いキャラクターが埋め込まれています。お越しになられた際にはぜひ見つけてみてください。

山門

浄福寺の象徴と言わんばかりの立派な山門です。

田舎の山々の中にひっそりと佇む堂々とした姿が四季折々の景色に溶け込み

美しい情景を映し出しています。

茶室

特別な行事がある時に接待の場として使用しています。

どなた様もご利用いただけますので、お気軽にお問合せくださいませ。

客殿(きゃくでん)

大切な方々をおもてなしする客殿は、窓から絶景の景色を眺められます。

解放感ある空間でゆったりお過ごしいただけます。

(風呂・トイレ完備)

庫裏

平成23年7月に新しくなった庫裏。

広々とした客間にはご門徒さんが描いてくださった水墨画の襖絵が献上されています。

格式ある日本庭園は四季折々の表情が楽しめます。

赤いつり橋

浄福寺名物の「赤いつり橋」

とても狭くて車で通るには少し勇気が必要ですが、山々の緑とのコントラストが

非常に美しいです。CMの撮影などでも使用されたことがある有名な「赤いつり橋」です。